アドレス110でソロキャンプ 【横須賀市 ソレイユの丘】
どうも。コロナの影響で、第一の趣味であるライブ観戦や第二の趣味のソロキャンプも少し自粛しているフミヅキです。配信ライブもいいけど現地に行きたいよ……。
しかし、クサクサしていても仕方がない!
というわけで、自粛前に行ったソロキャンプについて記事を書いてみます。楽しい思い出を振り返りながら精神の安定を図ろうと思います(笑)
この時行ったのは横須賀市の長井海の手公園内にある「ソレイユの丘」でした。
このキャンプ場は大きな公園の一部であり、海に隣接したロケーションで眺めが最高でした。
園内には小高い丘があって、そこからの眺めもいい感じ。
(あまり天候に恵まれず……)
公園内には小規模な遊園地や動物とのふれあいが楽しめるエリア、池、農業体験エリア、レストランなどもありました。
懐かしい感じの回転木馬! なんだかロマンがあります。
置物?と思ったら本当の鳥だった。
鳥と言えば、日中はトンビ系の鳥が上空を旋回していたので、自分の食品を取られないように気を付けた方がいいかもしれません。
鉄塔でお休み中の鳥さんを激写。
この公園はファミリー向けの場所だと思いますし、実際キャンプ場もご家族連れの方が多かったですが、ソロの方もいらっしゃいましたよ。私がここを選んだのは、まだ寒い季節だったので管理がしっかりした場所が安心かなーと。
このソレイユの丘を目指して、うちのお嬢様(アドレス110)にキャンプ道具を積み込んでレッツGO!しました。
実はお嬢様とのキャンプツーリングは初でした。荷物の積載はこんな感じだったのですが、荷物がない時とハンドルの操作感がかなり違って最初はびっくりしました。
私「うおおおおお! ハンドルがすっげぇフラフラするぅぅぅぅ!」
車体が重くなった感じは特になかったのですが、油断すると車体が左右にふらつきそうになってビビリました。やはり重量バランスが変わるのでしょうか。最初はかなり慎重に運転して、途中からは慣れて平気になりました。
うちのお嬢様がんばってくれた!
途中、真後ろにパトロール中のパトカーが付いてドキドキしたり(特に何も言われなかったのでホッとしたし、積載これでOKなんだなーって安心した 笑)、ツーリング終盤、風が強くなって再びドキドキしたりということはありましたが、無事到着。
ちなみに、私のシートバッグはプロトのIGAYAというラインナップの「キャンプツーリングシートバッグ」です。キャンツーの人は圧倒的にタナックスのキャンピングシートバッグ2を使っている人が多いようですが、同じような機能のもので人と被りにくいものを探しました。(でもモトブロガーさんが紹介している動画もあったので、それなりに使われているのかな?)
こちらの使用感もおいおい記事にできたらなぁと思っています。
シートバッグはリアキャリアとタンデムシートに跨るように載せて、シートバッグ付属の紐で4点固定しました。リアキャリアの穴(?)とかグラブバーを兼ねている部分(?)に、丁度いい感じに結び付けられました。カーブで荷物が崩れることもなく、非常に安定していました。サイドスタンドを使っても大丈夫でした。
↑ これはシートバッグを降ろした後、4本の紐を固定するやつ(これも付属品)を付けている状態
前の記事で書いたとおり、ナビも装備していたため安心して運転できました。
タナックスのスマホホルダー(デジケースマウントAC)をアドレス110に装備しました - 原付二種ライフ始めました
現地では、長井海の手公園来場者用の広めの駐車場が道路側にあるのですが、キャンプ場利用者はその駐車場の細い脇道からさらにキャンプ場近くまで車両を乗り入れることができます。バイク利用者は管理棟のところに停められます。
まずは管理棟の人に「ネットで予約した●●です」と言いに行くと、料金精算の上、キャンプ場の注意事項を記載した紙やテントに掛ける番号札、駐車許可証等を渡してくれます。荷物を運ぶためのリヤカーというか、キャリーワゴン?みたいなものも管理棟の裏に置いてあるので使えます。
そんなわけで、テント設営!!
DODのライダーズワンポールテントです。女性の私でも電車・徒歩移動のキャンプに持っていけるくらい軽い子です。テント内には外身の半分サイズのインナーテントがついているので、テント内半分を前室として使えます(撮り忘れた)。インナーシートはコット+αくらいの広さなので、本当に「一人キャンプ用」なサイズ感です。
設営も簡単で30分もあれば十分ですかね??
- フライシート(テントの外身)を地面に五角形っぽく広げる
- 少しゆるめに五角形の角をペグ打ち
- ポールを組み立て
- フライシート内に入り、ポールで頂点を持ち上げて固定
- 外に出て五角形のペグを調整しつつ打ち直す
- インナーテント(内部テント)をフライシート内に装着
- インナーテントの角をペグ打ち (私はフライシートと同じペグが利用できる角はそれを利用して引っ掛けましたが、ちょっとずれやすいかもです)
実はテント設営時から「ちょっと風強いかな~?」と思ってはいたのですが、夜中は本格的に強風がすごくて、風に煽られる音で目が覚めました。海のすぐそばですからね……。
夜中、フライシートがめちゃくちゃ内側に向けて煽られていたので形がかなり歪んでいたかもしれません。やはりワンポールテントは風が天敵かもしれませんね。
幸い朝までテントが崩れることはありませんでした。
こう見ると確かに頼りない感じ……。でも、このミニマム感が可愛くないですか???
そして何より悲しかったのが、風が強すぎてバーナーが使い物にならんかった……(涙)
風が強すぎて火が消えまくりました。温かいコーヒーを飲む計画が台無しです……。
反省して帰って速攻で風除けの囲いを買ったので次のキャンプでリベンジしたいです。
翌朝、園内を散策しながら写真を撮りました。
寒かったですが、少しずつ春の芽吹きを感じさせる光景にほっこりしました。
散策後、帰宅準備開始。
強い風に苦労しながらテントを畳み(色々なパーツが吹き飛びそうだった)、荷物を詰めて重くなったシートバッグを四苦八苦しながらうちのお嬢様のリアキャリアに乗せ、管理棟に許可証等を返却して……などしていたら、ついに雨が降ってきてしまいました……。
この時着ていた防寒着はワークマンで購入したイージス(雨具も兼ねた上下セットの防寒着)でした。なので、人間は大丈夫なのですが、シートバッグには慌てて雨用のカバー(付属品)を掛けました。スマホホルダーにも。
「雨嫌だな~」と思いながら帰途に就きました。
最初はポツポツ降りだったのが、後半は本気のザアザアぶりで「ひえぇえ~(涙)」と半泣きで運転していました。でも、途中から少しハイになって楽しくなっていきました(笑)
(安全運転の意識と、コケたらどうしようという恐怖心は常にありましたが)
なんとか自宅に辿り着くと、イージスを着てた私の体やポケットの中身、雨用カバーを付けていたシートバッグの中身、同じくカバーを付けていたスマホも全く濡れずに済んだのですが、イージスの外に付けていたウエストポーチの中身は完全に水没していました。アホじゃん……。(水没してまずいものは入れていなかったとはいえ……)
そんな感じで、色々反省はあるのですが、総じて楽しいソロキャンツーでした。
世の中が落ち着いたらまたキャンプに行きたいです!
私が小型二輪(AT限定)免許を取得した理由
どうも。うちのお嬢様(アドレス110)可愛い~!と、日々親バカ(?)が進行しているフミヅキです。
さて、今回は私がどんな理由で小型二輪(AT限定)免許を取得したのかについて記したいと思います。
それは一言でいえば、
「ソロキャンプに行きたかったから!」
です。終わり。
えーと……。
これだけで終わるのもなんなので、ごちゃごちゃと経緯を書いていきたいと思います。
私は人付き合いが苦手(むしろ苦痛)なので、職場で仕事関係者と会う・家族と会う以外は一人行動が基本です。
いまだにLINEというものをスマホにインストールしていませんが、まったく問題なく生活できています(苦笑)
そんな私がキャンプに行くなら当然ソロキャンプとなるわけです。
最初はバックパックに必要な道具を詰め込んで、電車と徒歩でキャンプ場に向かってみました。しかし……。
重すぎやろ!!
関東人なのに関西弁でツッコミたくなるくらい重かったんです……。私、おばさんだけど一応は小柄な女性なのでね……。
実は最初、持っていきたいものを全部バックパックに詰めようとして容量的に無理と諦め、ある程度ギアを絞っても立ち上がるのがやっとだったんですよ。
なので、さらに荷物を厳選して出発しました。それでも結構辛かったです。バックパック移動をこれからも続けたら腰とか膝とかおかしくしてしまう気がする……。
でも、ソロキャンプはめちゃくちゃ楽しかったんです!
一人でテントを張って、炭に火を付けて肉や野菜を焼いて、気ままに缶ビール飲んで、近場をお散歩しながら写真を撮って、狭いテントの中に寝転がってライトを付けて、お気に入りの音楽をヘッドフォンで聞きながら、最初はなかなか寝付けなかったけどいつの間にか眠っていて、寒さで目が覚めて……みたいな体験が新鮮でした。一人好きな私の嗜好にめちゃくちゃ合致しているアクティビティでした。
キャンプの趣味は続けたい!
そのためには荷物の運搬手段を確保する必要があることは明白でした。それで目を付けたのが、小型二輪(AT限定)免許だったわけです。
小型二輪(AT限定)免許では125ccまでのスクーター(いわゆる原付二種)に乗れます。(ギヤチェンジ操作のあるカブも乗れます。クラッチレバー操作がないかららしい)
この125ccのスクーターが50ccのスクーター(自動車免許で乗れるやつ)と違う点としては、法定速度(最大60キロ)まで速度を出してよいこと、二段階右折をする必要がないことが挙げられます。
さすがに50ccの原付に結構な量の荷物を積んでゆっくり速度でキャンプ場を目指すのは大変だろうな……と考えたので、もう1クラス上のスクーターを狙ったというわけです。
ただし、125cc以上の排気量の二輪車と違って高速道路に乗ることはできません。また、一部の国道兼バイパス(?)みたいな道では125cc未満の二輪車が通行禁止とされている場合もあります。(通れるバイパスもあるけど、そういう道の自動車さんはビュンビュン飛ばしてるから緊張するよね……)
私はビビリなので高速道路に二輪車で乗る勇気はないな~と思って、そして、関東圏内のキャンプ場に行くなら十分なのではと考えて、小型二輪(AT限定)免許を取得しました。自動車免許があれば教習所で8時間程度の実技教習*1でOKなのも大きかったです。
AT限定にしたのは……私は自動車もAT限定で、運転にまったく自信がなかったからです……。
私は四輪自動車の免許は持っていますが(親に勧められて学生時代に免許取得)、今は完璧なるペーパードライバーです。いまだに車体の大きさを感覚として掴むことができないので、たぶん運転しない方がいい人なんです……。
その点、二輪車は車体サイズ感がよくわかるから安心。
あと、学生時代の私は実家の車を借りて一般道を運転した時、30キロ制限の道はマジで30キロ以下で走っておりまして……。(60キロOKの道もゆっくり走っていた気がする)
私の父(実家で車を一番運転していた人)はその辺り交通の流れを見て運転する人だったんですが(たまに飛ばしすぎじゃん?ってこともあったけど 笑)、その父を見て育った割に自分はルール至上主義者(頭がすごく固い奴)だったので交通の流れの邪魔だったと思います。すみませんでした……。
私が運転する車に乗った父は特に何も言わなかったけど、空気読め!って思っていたかもしれません。自分の運転が交通の邪魔だという自覚はあったので、申し訳ない気持ちと、車の大きさが掴めない不安感、そんな諸々で自動車の運転からはフェードアウトしていきました。
その代わり、学生時代の私は50ccの原付に乗っていました。
スズキのチョイノリです。
懐かしいですね~。シンプル・オブ・シンプルな原付で、しかもコロン・チョコンとしたオモチャみたいなデザインの可愛らしい子でした。
チョイノリはそもそもスピードが出る原付ではないですし、私は道の端っこを走ってどんどん車に追い抜かれるように運転していました。私を追い抜いた車を抜き返すのは不毛だと考えているので、信号停止時や渋滞時にもすり抜けはしませんでした。
最初は緊張して運転していましたが、チョイノリの小型さ、スピードを出さなくていい走りが安心で当時の私にあっていた乗り物でした。手軽な日常の移動ツールとして、安心して乗れる私の相棒になっていきました。
だから、二輪車自体には少し馴染みがあったんです。仕事のために実家を離れてからは乗らなくなって手放してしまいましたが……。もう手に入らないと思うと寂しいですね。
そんなわけで、キャンプをするなら四輪自動車が一番便利であろうことはわかっているのですが、運転への苦手感しかないので小型二輪を頼ろうと考えたわけです。
(そして、小型二輪の運転が思いのほか楽しくてハマっている現在)
あと、私はバンギャル(ヴィジュアル系バンドのファン)(途中からはV6や女性アイドルのファンも始めてしまった……)なので、たまに静岡とか名古屋とかのライブハウスに遠征します。いつもは鈍行電車や高速バスを駆使(時々新幹線を奮発)しているのですが、もしかしたらうちのアドレスちゃんで行けるかも???と最近検討しています。高速バスや電車を使えばライブ当日に移動できるので宿泊費は不要です。スクーターで移動したら体を休めるために宿泊は必要だと考えますが、交通費はガソリン代だけ(駐輪場の費用もいるか?)。うちのお嬢様の燃費は結構いいのでなかなかコスパもいいんじゃないでしょうか。(スクーター本体費を移動回数で割り戻すとか考え始めると面倒くさいので割愛)
小型二輪にとってはロングツーリングな距離の気もしますが、いつか試してみたいと燃えております。(そのためにさっさとコロナさん沈静化してください。ライブがどんどん延期になっている…… 涙)
あと、そもそもの話なんですが、私がキャンプに興味を持ったのはシングルバーナーやアウトドア用のクッカー、折り畳み椅子などのキャンプギアを買ってしまったからでした。そんなものをなぜ買ったのかというと、女性アイドルグループが主催したレイヴに参加するためです。
私はバンギャルから始まり、途中から女性アイドルのファンとかV6のファンとかまで始めてしまい、そんな中ですごく好きになったのが女性ラップアイドルグループでした(運営がラッパーの方だったっぽい)。ライブハウスだけじゃなくてクラブでもライブが開催されたり、対バンにラッパーの方がいたり*2、DJの時間があったりと私にとっては新鮮な体験を与えてくれたグループでした。グループの中の一人の女の子が「推し」になるのも初めてでした。ツーショットチェキたくさん撮っちゃったな。
そんな彼女達の活動の中で、キャンプ場を貸しきりでレイヴ的なイベントが開催されたことがありました。実はそういったジャンルに詳しくないのでアレなんですが、レイヴというのは一晩中屋外で音楽を流して楽しむイベントだと定義すればいいんですかね?(たぶんパリピの方々がはしゃぐやつ?? それとも、もう少しアングラなイベントなのかな?? そういえば、私が初めてレイヴという言葉を知ったのは池袋ウエストゲートパークの小説だった気もする)
そんな感じでレイヴがなんたるかもわかっておらず、友達もいないので一人で情報を探して必要そうなものを入手して現地に向かいました。幸い、真冬や真夏ではない時期だったので、装備が不足でもなんとかなりました。
このレイヴが、過酷ではあったけど新鮮で楽しかったんです。
会場のキャンプ場が海と森に挟まれた野性味溢れる場所で素敵だったし、夜は寒くなって辛かったけど星空が綺麗でした。夜はステージの一角をVJの人がサイケゲリックな光の演出で彩って、アイドルのライブがない時間帯もDJがずっと音楽を流していて。自然と人工がミックスされた不思議な時間でした。何より彼女達は夜の雰囲気が似合う曲をパフォーマンスするグループだったので、星空の下のライブは最高でした。
眠気が一番の敵でしたけどね。曲に合わせて踊りながら半分寝てましたよね。もう徹夜なんてできないお年頃(笑)
↓ その時の記録。(私のもう一つのブログです)
このグループは今までも何回かレイヴを開催していたようなので、またあれば参加しようと思いました。せっかく道具もあるし。でも、次のお知らせが来る前にグループが解散してしまいました。
彼女達は最後までポジティブに音を楽しめるグループでいてくれて、ラストライブも楽しかったです。でも、すべてが終わってからだんだん寂しくなってきました。
グループやバンドが永遠じゃないことなんてわかっているんですが……。イヤホンで聞いていると、オタクみんなで楽しく踊ってテンションぶち上ってた日々を思い出しちゃいますよねー。*3
まあ、私は浮気性で色々なバンドやグループを好きなので、そこまで深刻に落ち込んではいませんでしたが……。でも、棚にしまい込んだキャンプ道具はどうしようかな?と少し途方に暮れていました。
私はフジロック等の野外フェスに出るようなバンドのファンではないので、どうしたもんかと思ったんですけど、
だったらキャンプを趣味にしちゃえばいいんじゃない?
と思い至って、少しギアを買い足してバックパックでの電車+徒歩キャンプにチャレンジしてみたわけです。そのキャンプも楽しかったし、テントで一人、ヘッドフォンで推しだったグループの音楽を聴くのもなかなかいい感じだな~と思いました。
でも移動が辛いから小型二輪の免許取るかーという方向に繋がるわけですから、人生、何が何に波及するかわかりませんね。そして、この免許がライブ遠征の移動手段に繋がればさらに回帰的で面白いです。
とはいえ、体力や体調もあるので無理せず楽しく運転していきたいですね。「ご安全に! 」の心を忘れずにうちの可愛いお嬢様(アドレスちゃん)と付き合っていきたいです。